滝川太郎

没年月日:1970/12/21
分野:, (洋)

 一水会会員滝川太郎は10年余りの闘病生活ののち昭和45年12月21日に没した。享年67才。明治36年3月25日、長野県松本市に生れる。太平洋画会研究所に学び、石井柏亭に師事する。文化学院図書館に勤め、また「国民美術」の編集に携わった。はじめ二科会に属していたが、一水会設立とともに一水会に出品する。フランス、スイス等に10数年滞在した。日本版画協会主催の浮世絵および現代版画展をスイス、ポーランド、ドイツ、スペイン、フランス、等の諸国の都市で開催するためにそれに随行した。俳句もつくり「玄鹿軒発句集」を刊行。太朗、太郎左、玄鹿子などを名乗る。一水会展出品作品7回(昭18年)「そよかぜ」「こさめノ後」。9回(22年)「I女子」「驟雨」「室内」。12回(25年)「あづみの柳蔭」。13回(26年)「さすらひの唄」。14回(27年)「淑秀女史像」。15回(28年)「小雨ふる渡場」「梅雨晴れ」。16回(29年)「佃島」「風の日」。17回(30年)「造船所塗替」。18回(31年)「佃の渡し」「東京港の風」。19回(32年)「虫をみる猫」。20回(33年)「佃島大観」「築地明石町の眺」。21回(34年)「小閑1」「小閑2」。22回(35年)「銀座より15分晴海の夕」「同上」。23回(36年)「黄波の巻」「八月の花」。24回(37年)「大風の海」「緑海岸」。25回(38年)「高浪」「夏水仙」。26回(39年)「小雨の葉山」。27回(40年)「庭の遊猫」。28回(41年)「昼の月」。29回(42年)「豊邦の土産」。30回(43年)「写実三角の浜唄」。31回(44年)「星座」。32回(45年)「月夜の漁師」

出 典:『日本美術年鑑』昭和47年版(95頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
to page top