大沢海蔵

没年月日:1971/11/05
分野:, (洋)

 日展評議員、光風会理事の洋画家、大沢海蔵は、11月5日午後3時32分、心筋コウソクのため東京・中野の中野総合病院で死去した。享年65歳。大沢海蔵は、明治39年(1906)11月1日、名古屋市に生まれ、愛知県立明倫中学校を卒業、大正13年(1924)川端絵画研究所に入り、岡田三郎助辻永に師事した。国展、中央美術展、白日展にも出品したが、昭和3年(1928)、光風会15回展に出品、光風賞を受賞、同年9回帝展に「庭」入選、以後、光風展、官展に出品をつづけ、昭和4年光風会会友、同9年会員に推挙され、同15年には岡田賞をうけた。昭和13年2回文展において「草むら」特選となる。昭和27年日展審査員、以後、5回審査員をつとめ、同31年ヨーロッパ各国を旅行、昭和36年、4回日展では「ホルンのある静物」で文部大臣賞をうけた。上記作品のほか、「庭」(昭4)、「秋晴」(昭9)、「初秋の高原」(昭21)、「信に楽し」(昭24)、「円テーブル」(昭26)、「風薫る」(昭29)、「ローマ」(昭32)などがある。

出 典:『日本美術年鑑』昭和47年版(91頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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