清水礼四郎

没年月日:1961/03/20
分野:, (彫)

 彫刻家、京都学芸大学助教授清水礼四郎は3月20日朝、京都市左京区の自宅で、ゼンソク、心臓衰弱のため死去した。享年45歳。大正4年9月18日京都市東山区五条坂の陶芸の名家、5代目清水六兵衛の4男として生れた。現芸術院会員6代目六兵衛の実弟にあたる。昭和8年3月京都市立美術工芸学校卒業、同13年3月東京美術学校彫刻科塑造部を卒業、続いて同校研究科に進み、同15年3月修業した。在学中の昭和12年第1回文展に入選し、以来2600年奉祝展をはさみ、第6回文展まで連続入選した。終戦直前の同21年7月住居を京都に移し、同25年京都学芸大学彫刻科に講師として奉職、同27年同大学助教授となった。一方、戦後の日展にも作品を発表し、第5回日展(昭和24年)では「過ぎにし日」で特選に挙げられ、同34年まで毎年入選を続けた。戦前戦後を通じ、京都市展や関西総合美術展で授賞したり、審査員を勤めるなど、また日本彫塑家クラブ関西支部展などで、関西彫塑界の中心的な存在として活躍したが、これからという業半ばで逝ったことは惜しまれる。

出 典:『日本美術年鑑』昭和37年版(123-124頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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