羽田亨

没年月日:1955/04/13
分野:, (学)

 元京都大学総長、京都大学名誉教授、文学博士羽田亨は、かねて膵臓癌のため京都大学病院井上内科に入院中であつたが、肺炎を併発して4月13日逝去した。72歳。京都府に生れ、明治40年東京帝国大学文科大学を卒業した。同42年京都大学文学部講師となり、大正12年文学博士の学位を得、同13年教授に進んだ。昭和13年から同20年まで第10代京都大学総長に在任、同21年同学名誉教授となつた。28年東洋史の研究の功績によつて文化勲章を受け、29年には京都名誉市民に推された。また支那学研究に対し、27年フランス、アカデミーからジユリアン章、30年1月フランス政府からレジヨン・ド・ヌール勲章を授与された。著書には「西域文明史概論」「西域文化史」などがあり、晩年には開国百年記念会々長として明治文化史、日米文化交渉史の編纂を主宰していた。

出 典:『日本美術年鑑』昭和31年版(150頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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