清水登之

没年月日:1945/12/07
分野:, (洋)

 独立美術協会会員清水登之は12月7日栃木市外国府村大塚の自宅で逝去した。享年59。明治29年栃木県に生れ、39年中学を卒え、翌年渡米、シヤトル市に於て和蘭画家Fokko Tadamaに師事した。大正6年より7年間ニューヨーク市に滞在、その間National Academy of Design, Art Student Leagueに学び、大正14年には渡欧して、パリー・マドリッドをはじめ欧洲各国を見学し、パリ―にあつてはサロンやアンデパンダン等に出品した。昭和2年帰朝の後は二科展に出品、3年は「大麻収穫」、4年には「父の庭」で樗牛賞を受け、翌年「地に憩ふ」により二科賞を受けた。その年同志14名と共に独立美術協会を創立し同会々員となり、以後これを舞台に近代的な写実画風で活躍したが、独立展出品作は次の如くである。
昭和6年 「池畔」
昭和7年 「陶土の丘」
昭和8年 「丘に憩ふ」
昭和9年 「山に行く」
昭和10年 「裸婦」
昭和11年 「鳥・巣」
昭和12年 「踊る水母」
昭和13年 「江南戦跡」
昭和14年 「江南戦場俯観」
昭和15年 「平和」
昭和16年 「難民群」
昭和17年 「南国海辺」
昭和18年 「南方地下資源」「人柱」

出 典:『日本美術年鑑』昭和19・20・21年版(104頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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