音部幸司

没年月日:1985/12/05
分野:, (洋)

 国画会会員の洋画家音部幸司は12月5日午前7時54分肺炎のため名古屋市瑞穂区の新生会第一病院で死去した。享年67。大正7(1918)年2月28日愛知県蒲郡市に生まれる。杉本健吉に師事し、昭和18(1943)年第18回国画会展に「春日」で初入選。以後同会に出品を続ける。戦後の同22年第21回同展に「椿と梅」「裏の道」「池畔雪景」を出品して国画奨学賞受賞。同24年同会会友、同28年同会員に推される。初期には風景画を多く描いたが、昭和30年代中頃から抽象画を国画会展に出品する。名古屋に住み、昭和26年中部美術展最高賞受賞、40年代中頃には中部国際形象展に出品。同26年より28年まで名古屋金城女子大学美術講師をつとめるなど美術教育にもたずさわった。

出 典:『日本美術年鑑』昭和61年版(262頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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