南部芳松

没年月日:1976/11/05
分野:, (工,型紙)

 重要無形文化財・伊勢型紙突彫技術保持者の南部芳松は、脳血栓のため、11月5日、三重県鈴鹿市の自宅で死去した。享年82。三重県鈴鹿市出身で、明治27(1894)年9月20日生まれ、明治39年4月、小学校を卒業してすぐから実兄の南部藤吉に師事して地元の伝統産業、伊勢型紙の彫刻師として厳しい修業を積み突彫の技術を受け継ぎ、その第一人者であった。昭和30年2月にその技術の重要無形文化財保持者に指定された。自身の技術研究を行う傍ら後継者の育成にも努め、昭和14年から昭和18年までと昭和21年から昭和29年まで伊勢染型紙彫刻組合長を務めた。昭和35年11月紫綬褒章受章、昭和40年11月勲五等雙光旭日章受章、昭和46年11月三重県民功労賞受賞。

出 典:『日本美術年鑑』昭和52年版(288頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
『日本美術年鑑』に収録されている以下の記事にも「南部芳松」が含まれます。
to page top