小野彦三郎

没年月日:1971/08/12
分野:, (洋)

 もと日展依嘱で無所属の洋画家小野彦三郎は、8月12日午前、肺ガンのため死去した。享年59才。小野彦三郎は明治45年(1912)2月11日、宮崎県諸県都に生まれ、宮崎県立小林中学校をへて、昭和13年(1938)帝国美術学校(現・武蔵野美大)を卒業、昭和17年5回文展に「鏡」が入選、戦後日展に連続入選し、昭和24年6回展で特選となった。昭和28年(1953)から2年間、留学生としてフランス滞在、帰国後、昭和30年から日展依嘱となった。一時、創元会に属したが昭和33年退会して同志と十一会を結成し、38年にはこれを退会し、無所属となり、昭和39年以降は毎年個展を開催(主として日本橋高島屋において)して作品を発表していた。
日展出品作品略年譜
昭和21:「午後」、昭和22:「頸節」、昭和23:「あじさい」、昭和24:「静思」(特選)、昭和25:「百日紅」、昭和26:「河」、昭和27:「門」、昭和30:「マロニエ」、昭和31:「樹」、昭和32:「三月堂」、昭和32:「舟」。

出 典:『日本美術年鑑』昭和47年版(87頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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