関四郎五郎

没年月日:1971/11/07
分野:, (洋)

 春陽会会員の洋画家、関四郎五郎は、11月17日午後、心筋梗塞のため長野県東筑摩郡の自宅で死去した。享年63歳。関は明治41年(1908)4月23日、長野県松本市に生まれ、昭和10年(1935)春陽会13回展に初入選、昭和13年に上京して二科会研究所に入所して熊谷守一の指導をうけた。春陽会展に出品をつづけ、また昭和18年(1943)6回文展、同21年1回日展にも出品入選している。昭和16年、18年と満州へ学生旅行、昭和19年(1944)に浅間温泉に疎開し、アトリエを建て、以後、同地に居住し、昭和25年に洋画研究所を開設し、同23年からは長野県展審査員を数度つとめ長野県地方の美術振興にも尽力した。昭和22年(1947)春陽会会友、同31年同会会員に推挙された。日本橋三越で前後6回個展を開き、昭和43年(1968)同所において画業35年展を開催した。主要な作品に、「春雪」(1956)、「春寒」(1965)、「アルプスの空」(1967)、「朝の太陽」(1971)などがある。

出 典:『日本美術年鑑』昭和47年版(91頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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