赤堀佐平

没年月日:1961/03/09
分野:, (洋)

 独立美術協会会員赤堀佐平は、3月9日朝胃ガンのため東京都下、立川中央病院にて死去した。享年57歳。明治37年3月31日岡山県勝田郡に生れ、大正13年3月大阪の関西甲種商業学校(現、関西大学附属一高)を卒業、しばらく家業を継いだが、昭和3年上京して洋画家を志し、東京代々木三谷の1930年協会洋画研究所に学んだ。同7年には第2回独立美術展に初入選し、同13年第8回展には、「岩と舟」「立木」で独立賞を受けた。同17年同会会友に、同19年準会員に推薦された。同19年第二次大戦のため郷里に疎開、戦後疎開中の同23年会員となった。翌年郷里より再び上京、都下南多摩郡の田園色豊かな環境にある農家の二階に妻子3人の戦後の画生活があった。傍ら南多摩郡稲城村の同村立第一小学校の教員を上京の年より同28年まで勤めた。昭和37年3月19日より25日まで、知己、先輩、同窓の多くが相寄り、銀座の文芸春秋画廊で遺作展を開催した。

出 典:『日本美術年鑑』昭和37年版(123頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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