足立真一郎

没年月日:1994/09/20
分野:, (洋)

 光風会名誉会員の洋画家足立真一郎は、9月20日午前6時、前立腺ガンのため神奈川県鎌倉市の病院で死去した。享年90。足立は、明治37(1904)年6月26日、栃木県足利市に生まれ、昭和8年、日本美術学校西洋画科を卒業。在学中の同5年、第17回光風会展に「花」2点が初入選、同7年の第19回展では、「甲州の春」「バラ」を出品、船岡賞を受ける。また、同6年の第12回帝展に「菊花」が初入選。その後も、光風会に出品をつづけ、同21年に同会会員となった。また、戦後は日展にも出品をつづけた。同32年、第13回日展に槍ヶ岳の連峰を力強くとらえた「山」を出品して以降、山岳画に徹するようになり、同35年には、日本山岳画協会会員となる。また、たびたびヨーロッパ、インド、ヒマラヤに写生旅行をする。平成5年、光風会名誉会員となるとともに、足利市民文化功労賞を受けた。

出 典:『日本美術年鑑』平成7年版(354頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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