西村愿定

没年月日:1993/10/18
分野:, (洋)

 日展評議員、光風会評議員の洋画家西村愿定は、10月18日午前8時28分、肝臓ガンのため東京都千代田区の東京警察病院で死去した。享年78。大正3(1914)年12月12日東京の小石川に生まれ、昭和14(1939)年、東京美術学校油画科を卒業、在学中から光風会、春台展等に出品し、同13年の第25回光風会展では、光風会賞を受けた。その後も、同展で各賞を受賞し、同16年に会友に推挙され、同21年に会員となった。また、戦後には同22年に銀座資生堂画廊にて初個展を開催したほか、同21年の第1回日展から出品をつづけ、同25年の第6回展では、「二人の女の構図」が特選となり、さらに第3回新日展の出品作「レゲンデ」が、菊華賞を受賞した。鋭角的なフォルムによる構成によって、独自の幻想の世界を描きつづけた。

出 典:『日本美術年鑑』平成6年版(335頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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