高須靱子

没年月日:1984/09/24
分野:, (洋)

 元女子美術大学教授の洋画家高須靱子は、9月24日午後5時、老衰のため、東京都青梅市の青梅藤ケ丘病院で死去した。享年75。明治42(1909)年1月7日、鳥取市に生まれる。本名川澤雪枝。女子美術専門学校を卒業し、昭和4(1929)年に1930年協会展に出品。のち、独立美術協会に出品、同30年「花A」「花C」で独立賞を受賞、同34年、同会々員となる。また、同21年11月に設立された女流画家協会には、創立時から会員として参加し、のちに委員もつとめる。同23年までは、斎藤雪枝と称した。初期から花を描くことを好み、自由なタッチと豊かな色彩で装飾的な画面をつくりあげたが、同30年代後半から抽象的な傾向を示した。晩年は団体展への出品が少なくなり、同57年には独立美術協会会員を退いている。同30年より女子美術大学芸術学部で教鞭をとり、同46年より同49年まで同学部教授をつとめた。

出 典:『日本美術年鑑』昭和60年版(255頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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