1896(明治29) 年9月30日 九月三十日 水 雨 北蓮蔵が一寸来伊藤が建築の事で来て昼めしを食て帰る 三時半頃ニ久米が来一緒ニ出懸く 今日ハ白馬会員の寄合を芝浦の大野屋でやらかす 総勢二十人計で大ニ賑かだつた 内へ帰つたのハ二時に近かつた « 九月二十九日 火 十月一日 木 雨 »