本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。



1896(明治29) 年9月13日

 九月十三日 日 朝大内が来 早崎稉吉と云人がはじめて来た ひるめしハ其人ニ合田と田中 食後ニ中丸が見へ又大きな小督ニ手をつけはじめた 夕方杉田一郎氏ニ面会 合田と二人で出て山王山ニ行き Yonéfoukou を呼で馬鹿話をした 十二時ニ帰り手紙などかきだしたら二時頃ニ為つた

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