1896(明治29) 年9月19日
九月十九日 土 学校へ行き昼めしハ久米と精養軒でやらかし帰りがけニ松阪屋に立寄り布の談判を済まし久米ニ別れた 今日モデルが来る筈だつたが来ず 四時頃からぼつぼつ人が集まつた 久米 合田 磯谷等 夜に為つてから小代と岩村が加つた 展覧会の話で皆十二時頃まで居た
本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。
九月十九日 土 学校へ行き昼めしハ久米と精養軒でやらかし帰りがけニ松阪屋に立寄り布の談判を済まし久米ニ別れた 今日モデルが来る筈だつたが来ず 四時頃からぼつぼつ人が集まつた 久米 合田 磯谷等 夜に為つてから小代と岩村が加つた 展覧会の話で皆十二時頃まで居た