二月二十五日附 パリ発信 父宛 封書 益御安康之筈大慶至極ニ奉存候 次ニ私事大元気にて勉学罷在候間御休神可被下候 昨日大学校にて刑法教師より元老院議官カゾ氏へ私の教授を依頼する旨ノ手紙を貰ひ受け候ニ付今晩夜食後其手紙を持ちてカゾ氏方へ面会ニ罷越積ニ御座候(後略) 頓首 父上様 清輝拝
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本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。
三月二十四日 日 (欧洲出張日記) 朝十一時前新海来 フヰツシヤ来 昼めしは日本婆方にてやる 夜九時半の汽車で立つ 巖 新に送らる