本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。



1896(明治29) 年10月26日

 十月二十六日 月 合田 佐久間 堀江等が来又世界の日本の島田氏が見へた めしを内で合田 堀江 中村の三人と食ひ一時頃ニ中村と出かけオレハ橋口家ニ一寸寄りそれから会場ニ行た 五時頃から約束して置た池の端の茶屋ニ中村 合田の二人と出かけた 安藤 堀江 巖谷小波が已ニ来て居た 晩めしを食ひ例の探検と吾れ吾れが名づけて居るあばれをやらかし十時頃まで居た 内へ帰つた時ハ十一時頃

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