六月十六日 火 晴 午前樺山愛輔君来リ橋口氏ノ病状ニ就キ談話セリ 午後一時過父上及金丸氏 孝ノ学校ノ事ニテ入来 暫ク共ニ語リ後橋口家ヘ行キ成行ヲ通ズ 夕刻小林鐘吉 谷斎一ノ二氏来ル 夜食後漢学 九時半頃ヨリ村 胤ト三人ニテ赤阪地蔵ノ縁日ヘ行ク 中澤 大槻 岡野ノ三氏及白尾君ニ遇フ
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本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。
一月九日 (従軍日記) 又寒く為た故写景ハだめ 夜山本より黄門記の筋書の話ヲ聞く 林君と散歩せし折長郷氏ニ出逢フ