五月二十一日附 パリ発信 母宛 封書 (前略)父上様がなんでもやいつけることのできるものをけいこしろとゆつておやりなさいましたからこんどゑをほんとうにけいこしようとおもいます 二三日のうちにわたしのしつておるずいぶんいゝせんせいのうちにいつてはなしをしてみようとおもつております(後略) 母上様 清輝拝
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十一月六日 天気かなりよし 終日仕事す ケシの葉ヲ描た 夜霜菜の中でカルタをうつ 後墓場の上の方ヲ少し散歩しのぐる 月がいゝ