1892(明治25) 年11月19日
十一月十九日 土 朝ハ人形造をやらかした計也 昼後ハ気候が寒いので霜菜を手本ニする訳ニ行かず洗濯屋の娘を雇テ仕事す 夜食前和郎が話ニ来た 夜古巣の内ニ行て十時半頃迄話す 内へ帰つてから又人形をいぢくり一時頃ニ為る
本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。
十一月十九日 土 朝ハ人形造をやらかした計也 昼後ハ気候が寒いので霜菜を手本ニする訳ニ行かず洗濯屋の娘を雇テ仕事す 夜食前和郎が話ニ来た 夜古巣の内ニ行て十時半頃迄話す 内へ帰つてから又人形をいぢくり一時頃ニ為る