1892(明治25) 年11月2日
十一月二日 水
今日は随分いゝお天気也 終日仕事す 夜鞠兄弟三人と橋の上ニ川の流ヲ見ニ行く 今日ハ格別ニ水が増して野ハ一面湖水の様也 橋の上でジユル シュビーヨンと出逢 色々村の者の失錯話など聞キ時ヲうつしたり 内へ帰りて日本へ出す手紙ヲ書く
十一月二日 水
今日は随分いゝお天気也 終日仕事す 夜鞠兄弟三人と橋の上ニ川の流ヲ見ニ行く 今日ハ格別ニ水が増して野ハ一面湖水の様也 橋の上でジユル シュビーヨンと出逢 色々村の者の失錯話など聞キ時ヲうつしたり 内へ帰りて日本へ出す手紙ヲ書く