本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。



1897(明治30) 年3月31日

 三月三十一日 水 お幸を相手ニ午後のみ仕事す 夜食ハ金子 夫れより十一時半頃まで佐野 道鏡 菊地の三人と一緒 十二時頃ニなつて菊 佐ハ已ニ去り道と二人ニなつた処ニ小代 久米が入り来りしばらく一緒ニ話をして別れた

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