本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。



1897(明治30) 年3月25日

 三月二十五日 木 夕方まで例の如く画をかく 道鏡がでろれんを二人雇つて来たから吉岡 菊地夫婦ニ小供 合田ニ婆様 直右衛門 横の小供連等を集めて十一時頃まで聞た 今日臨時博覧会事務局と云のから手紙が来て仕事の嘱託をされた

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