本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。



1897(明治30) 年3月30日

 三月三十日 火 雨 朝仕立屋が来 其用が済で学校ニ出た 昼めしに長原 湯浅 岡田の三人を引張て青陽楼ニ行た 其れから農商務省 三年町の九鬼氏等へ廻つて内へ帰る 夜食後杉 道鏡と来て十二時帰宅

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