本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。



1897(明治30) 年2月24日

 二月二十四日 水 終日内でモデル相手で仕事した 新二郎が午後ニ遊ニ来た 夕方から合田の処ニ出かけ松波と三人で伊豆屋でめし 今夜合田の処で十二時頃まで久米 上田 松波 合田と寄合つて仏語の学校を立てる事に付て大議論 杉と菊地が見へて居たがいつの間にか二人とも帰つた

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