十月五日 二時半頃大雨 大騒で額など内ニ取り入る 庭ニ人来り窓よりのぞく 煙草屋のむこ也 オレが鞠屋とカナツペへ座て居たので驚た風ニて直に立去る 之レニ付てハ色々色事流の奇談が村ニ出来るなる可し 鞠屋ニ取て気の毒ナレドモ仕方ハネへや どう為るか知らん 時の立のを待て笑ふ可し
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二月十二日 (従軍日記) 此の船ニぶらりとして居て読本も無く至極体屈