1904(明治37) 年5月27日

午前一本松増田氏を尋ね広渡氏戦死の弔辞を述べる。おあさどのは風邪にてやすみ居たり。秀島夫人も来合せ久し振りで面会す。御亭主は北海勤務なる由。午後こまを連れて日本橋辺まで出掛ける。丁酉支店に立寄り株券を受取り、白木屋にて買物をなし、帰路例々橋善にて食事をなし、六時過に帰宅した。

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