1904(明治37) 年11月18日 Friday


十一月十八日 快晴

午前は髯そりをやる。午後一ツ橋のお勤めを済し直さま帰り入浴。夜竹野老人来る。中野の妹婚礼の一件を話す。此間静岡のお客で三、〇〇やられて又々こんな余計な事が出来て大弱りなれば是が所謂Nuなものか先日早稲田の園遊会での話など聞く、世の中は実に余計な苦労で成り立つて居るものヂヤ。

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例)「1904/11/18 久米桂一郎日記データベース」(東京文化財研究所) https://www.tobunken.go.jp/materials/kume_diary/872216.html(閲覧日 2024-05-19)