七月十六日附 グレー発信 母宛 封書 みなみなさまおんそろひますますごきげんよくおんくらしのはづおんめでたくぞんじあげ奉候 わたくしことハいつものとうりでございます やつぱりいなかでゑをかいてをります なつのおゝきなゑのしたがきもだんだんできてまいりますからなかなかおもしろくなつてまいりました〔図 「夏図」画稿〕 それからまたこゝのいなかニもう一ねんばかりまへからひつたりときてすまいこんでをりますあめりかのかなだと申ところのゑかきとしりあいニなりましてそのひとのうちニめしくいニいつたりまたそのひとがわたしのゑをみニきたりしていゝはなしあいができてよいことです(後略) 母上様 新太拝
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本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。
十一月六日 木 晴 中村 岡野 渡邊 森岡ノ諸氏相集リ半日蓄音機ヲ聴ケリ 夜久米有盈子共ニ橋口家ヲ訪問シ十時過帰宅