本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。



1897(明治30) 年2月19日

 二月十九日 金 古谷久綱が来て十二時まで話して行たので仕事ハ丸でだめ 午後仕事を始めて居た処ニ岩下清周が来 十年振計で逢つた 又白瀧が来た 夕めし後誰も来ず 伊藤が十二時頃まで話をして帰つた 今日午後より雪

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