1922（大正11） 年5月28日
五月二十八日 日 商品陳列館下見四時 十一時半蜂須賀邸 親和会幹部 資生堂化粧品部三階満谷氏陳列 満谷氏 九時三浦男 十一時青木子 徳川侯邸 青 水 三 三時 大隅夫婦至十二時前
本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。
1922（大正11） 年5月29日
五月二十九日 月 晴 十二時半三時商品陳列館 宮内大臣 大河内子 水野子 五時半×十時半飯倉徳川侯邸
1922（大正11） 年5月30日
五月三十日 火 晴 流逸荘美術館問題 興津庵内相 大河内子 水野子 久保田讓男訪問 午前牧野宮相訪問（頼倫侯代理）
1922（大正11） 年5月31日
五月三十一日 水 雨 訪客 朝茶之湯宗匠 水野子及青木子ト午餐後チ近衞公来ル 四時半ヨリ仏国現代画陳列場ヘ赴ク 照子同道
1922（大正11） 年6月1日
六月一日 木 晴 総理九時半×十一時青木子同道 午前中川男 水野子 午後池松知事 商品陳列館（第四回）
1922（大正11） 年6月2日
六月二日 金 晴 学校十一時×一時 小笠原伯邸二回三時×五時 九時×十時 徳川侯邸十一時×一時（夜） 青木子邸ニ水野ト会合第二回小笠原伯訪問前 三土氏五時半来訪
1922（大正11） 年6月3日
六月三日 土 晴 忠備男ノ件朝久保田男電話 午餐島津邸 五時半新喜楽政友会総務 午前田邊熊一氏 岡総監来訪 徳川侯邸 総理官舎 情報部 司法大臣官舎 内相私邸（小笠原伯 青木子ト三人） 倫侯就任
1922（大正11） 年6月4日
六月四日 日 晴 十時総理私邸（小 青三人） 中外商業下園氏来 午後小笠原伯来 秋元子二回来訪午前 中橋文相ヲ私邸単独往訪
1922（大正11） 年6月5日
六月五日 月 晴 十時小笠原伯邸 夕中川 晩馬場 晩餐後青木邸 小笠原邸 十一時過帰宅
1922（大正11） 年6月6日
六月六日 火 午後馬場 区役所投票 五時蜂須賀邸 床次邸
1922（大正11） 年6月7日
六月七日 水 鉄道省 新喜楽六時 中央亭十一時半松岡 二時中條訪問 二時半×五時蜂須賀邸十人会 夜雨 記者二人
1922（大正11） 年6月9日
六月九日 金 金曜会五時華族会館
1922（大正11） 年6月10日
六月十日 土 近衞公 五時錦水 午餐中央亭
1922（大正11） 年6月15日
六月十五日 木 晴 電話親和会ノ件ニ付久保田男 又夜山口氏ヨリ
1922（大正11） 年6月17日
六月十七日 土 三時尚友会茶話会 夜三浦男 水野子 七時二十分久米東京駅着 九時頃床次氏来訪 五時青木子ト鉄道大臣訪問 午食後総理大臣 内務大臣 警保局長 文部大臣各官舎 高橋子ヲ廻ル
1922（大正11） 年6月18日
六月十八日 日 半晴 時々雨 十一時淳宮於御殿御写真 午餐ヲ賜フ 二時半頃帰宅 総理官邸晩餐 各派共 岡田三郎助君入来（五時過）
1922（大正11） 年6月19日
六月十九日 月 十時臨時常務委員会 四大臣モ出席ス 中條事務所員ニ面会 梅北雄造ト晩餐 水野子 中川男同道来訪 梶山氏ヲ呼ブ
1922（大正11） 年6月20日
六月二十日 火 皇子御殿賜物 御写真部十一時 七時小笠原邸 五時半青木子邸 水野子ト出遇 赤阪三喜家ニテ午食 九時半蜂須賀邸
1922（大正11） 年6月21日
六月二十一日 水 四時半雨潤会至九時 午後二時千駄谷公邸至三時半 雨潤会救世軍浅草談 閉会後中川男ト語ル 約一時間
1922（大正11） 年6月22日
六月二十二日 木 曇 六時伊集院氏 久米歓迎晩餐赤阪瓢家 午餐十一時半中央亭五円（印度支那） 三時町井氏訪問 太田氏来会五時野田前逓相ヘ答礼 六時青木子 水野子来訪 七時×十時瓢家