1922（大正11） 年2月18日
二月十八日 土 晴 蜂侯電話 総理私邸 自宅小集
本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。
1922（大正11） 年2月19日
二月十九日 日 晴 木村氏（図案ニ付）小笠原邸 二時半帰宅（水野 青木二子同席）元田鉄相留守中来訪
1922（大正11） 年2月20日
二月二十日 月 午前内匠寮 皇后陛下行啓十時三十分
1922（大正11） 年2月21日
二月二十一日 火 六時飯倉徳川邸 常協
1922（大正11） 年2月22日
二月二十二日 水 雨 赤阪錦水 午後一時半赤坂離宮
1922（大正11） 年2月23日
二月二十三日 木 研究（休三部）教育行政 磯谷店立寄ル 夕刻小笠原伯来訪 晩餐後河田邸小集 水野子 青木子 二時水電
1922（大正11） 年2月24日
二月二十四日 金 夜風雨 十二時半議院内談室 六時十人会蜂須賀邸 三時衆議院傍聴 十時半青 水二子 十一時×一時総理私邸
1922（大正11） 年2月25日
二月二十五日 土 晴 午前十時登院 内談室ニテ小松氏ニ面会 後総理 研究会ニ到青木子語リ帰宅 夜七時三土氏入来 八時水野子 小笠原入来 三人連総理訪問 内相来会 十時過帰
1922（大正11） 年2月26日
二月二十六日 日 夜雨 国民晩餐 太田 石川武送迎 一時内相入来 二時蜂須賀邸 十人会開催 七時辞去 新橋東洋軒送迎会出席 十時半帰
1922（大正11） 年2月27日
二月二十七日 月 雪 午後一時半博物館 一時美術学校主任会議 五時帰宅 小笠原伯入来 八時×九時半寺嶋伯
1922（大正11） 年2月28日
二月二十八日 火 曇 午後四時半華族会館雨潤会 四時研究会事務所 中村是公 六時床次 はなや 午前十時議会
1922（大正11） 年3月1日
三月一日 水 薄日 午後六時会館常務会 仏大使午餐 十人会三時蜂須賀
1922（大正11） 年3月2日
三月二日 木 晴 山下啓次郎君九時 笄邸家屋修繕依頼 仏大使館ブラヂエ氏面会 訪問午後二時 三越濱田氏ニ面会
1922（大正11） 年3月3日
三月三日 金 雨 午後四時頃水野子入来 同道議長私邸晩餐 夜六時半同邸ヨリ帰宅 後河田町十人会対議会策
1922（大正11） 年3月4日
三月四日 土 七時半 Mr.Bradier 午前警視総監 水野子ト小笠原邸午餐 青木子 大河内輝耕子
1922（大正11） 年3月5日
三月五日 日 薄日 内相 松方乙彦氏 河村竹治氏 午餐 河田町内相同席 蜂侯邸十人会
1922（大正11） 年3月8日
三月八日 水 二時細川侯臨時集会 六時十人会小笠原邸
1922（大正11） 年3月9日
三月九日 木 晴 六時帝国美術院文相官舎 樺山邸五時過小松氏同伴 九時登院 青木子同道傍聴 蜂須賀邸午餐 水野子同席 四時再議院 五時閉 小笠原邸十一時
1922（大正11） 年3月10日
三月十日 金 雨 常盤家断 内相 総監 青木子 水野子六名 夜九時半×一時半小笠原邸 平和博覧会開会ニ付議会休
1922（大正11） 年3月11日
三月十一日 土 晴 夜柳光亭 小笠原邸 臨時十人会 自説敗ル 一時半帰宅 但水野君ヲ大塚ヘ送ル 本会議 総会 午後特別委員会 宮内省