1918(大正7) 年9月1日
九月一日 日 晴 夜半小雨(鎌倉) 誠ニ平隱ナル二百十日也 信子ヘ答礼ノ印マデニ少許ノ芋ヲ贈リタルニ瀬戸ニテ製シタル小鳥ノ鳴声ノ如キ音ヲ自動的ニ発スル小徳利ヲ寄セ更ニ自身玄関迄来テ此ノ奇器ノ説明ヲナセリ
本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。
九月一日 日 晴 夜半小雨(鎌倉) 誠ニ平隱ナル二百十日也 信子ヘ答礼ノ印マデニ少許ノ芋ヲ贈リタルニ瀬戸ニテ製シタル小鳥ノ鳴声ノ如キ音ヲ自動的ニ発スル小徳利ヲ寄セ更ニ自身玄関迄来テ此ノ奇器ノ説明ヲナセリ