八月二十六日 (箱根避暑旅行日記) 今日ハ全く避暑客然と暮らしたり 朝先づ昨日の二六新聞をよみ後所持の水滸伝を取り出し午前より午後へかけて之れをひもとき又手紙の返事を書き風呂ニ入り散歩を為す 平々凡々なり 天気の方は晴天なりし 夜ハ朧月夜にて寒くもなく暑くもなく心地よきことなり
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一月三十一日 土 晴 瀬野覺藏ヘ白樺ノ黄葉ヲ写シタル板寸ノ画ヲ与フ 又羽室氏ヘ送ルベキモノニ落款ヲ入ル