十二月五日(京都出張日記) 九時過ニ起きてぐづぐづして朝昼兼体のめしをゆつくりやらかし三時ごろから四条通から寺町の方をぶら付 古道具屋を冷かし富貴楼ニ帰り藤島 長原 中村あての手紙を一通認む 湯ニ入り宿のおかみニ呉服の買物ニ付聞合せ方などして出かけ様として居る処ニ堀江来る 三人にて宿屋にて食事し夫れから堀江の家ニ行き道具屋を呼ニやり道具など見て十一時過ニ為り帰る 切込人形を一つ三十銭にて買ふ
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本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。
一月三十一日 土 晴 瀬野覺藏ヘ白樺ノ黄葉ヲ写シタル板寸ノ画ヲ与フ 又羽室氏ヘ送ルベキモノニ落款ヲ入ル