本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。



1913(大正2) 年7月7日

 七月七日 月 晴 午前九時十五分頃女学部図画会議ニ出席 又教場ヲ視察ス 有栖川宮家ニ御悔ヲ申上ゲ山王山ヘ回リ十一時頃帰宅 間モナク白瀧夫婦ノ訪問ニ接ス 午後庭ニ在リ 夜千田君来訪 今夕始メテ蝉声ヲキク

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