1904（明治37） 年7月11日 Monday


七月十一日 霖

昼前竹沢が御馳走のテート・ド・ヴォーを持つて来てくれた。御心切といふべし。

引用の際は、クレジットを明記ください。
例）「1904/07/11　久米桂一郎日記データベース」（東京文化財研究所） https://www.tobunken.go.jp/materials/kume_diary/871601.html（閲覧日 2025-04-29）

同日の「黒田清輝日記」より
　七月十一日　月　終日曇　夜雨　風止ミタリ
　小西氏例刻来診　御体温依然高度ニテ不思議ナルノ外尿量モ増加シ異状ナシ　午後中村ト競技規定案ヲ作ル　来訪者佐々木宏七郎　新納謙助　吉井一三ノ諸氏也　新納氏土産トシテ鯛デンブノ折詰一個贈与　夜机上ノ整理ヲナシ十一時半就寝
　（受信）　下山ヨリ六日附広島ヘ出陣ノ通知アリ　当方ヨリノ書状ト行違ヒタリ　独逸フヰツシヤ氏ヨリ来信　又高木誠一ヨリ聖路易着ノ通知アリ（七月十一日　月　終日曇　夜雨　風止ミタリ）