十二月二十一日 月 午前晴 午後曇 午前学校ニ出 精養軒で安仲と一緒ニ昼めし 午後二人で開拓社の竹越と云人を訪ひ後芝浦の大野屋で風呂ニ入りめしを食た 京都から帰つて今日始めて風呂ニ入つた 又二人で豊陵を攻撃した 小代がやつて来て三人と為る 中村へ例の狂歌や狂句の手紙を出す 一時過内へ帰る 帰る時月よし… Tout va bien ces jours-ci excepté ce petit coeur qui est toujours vide !
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本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。
一月九日 月 雪 夜雨 午前十時研究会青木子同伴 十二時×一時内相自邸