1921（大正10） 年12月1日
十二月一日 木 十人会 午前十一時御写真部
本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。
1921（大正10） 年12月4日
十二月四日 日 五時半良月会記者招待 十円会費 帝国ホテル臨時欠
1921（大正10） 年12月5日
十二月五日 月 常務委員会 御写真部
1921（大正10） 年12月6日
十二月六日 火 御写真部午前 紫川荘晩餐頼壽伯 内相来三時文相問題
1921（大正10） 年12月7日
十二月七日 水 曇 夜雨 午前坂井君来訪 左ノ件ニ付談合ス 東京府知事ノ通知ニ関シ明後晩評議員会ヲ開ク事 鵬信君ノ提案ヲモ議スル事 木彫史編纂ニ関スル件 午後渡辺氏来診 小笠原伯 青木子 水野子 床次氏来邸 文相問題決定 板倉子ニ招カレ青木子ト蜂龍ヘ赴ク 研究常務ト政友ノ幹部同席ス 大河内邸会合 水野子 青木子 山口中将 鹽谷氏 久保氏
1921（大正10） 年12月9日
十二月九日 金 教育行政二時 福原氏 紫川荘 床次内相来 又福原氏 晩餐 流逸荘十一時迄
1921（大正10） 年12月10日
十二月十日 土 少シク足ノ養生 午後福原氏決議文ヲ渡ス 午前大河内子 競技終（十一月二十八日ヨリ）
1921（大正10） 年12月12日
十二月十二日 月 晴 御写真部ニ於テ澄宮様学習院制服ノ分及ビ王世子殿下御家庭ノ分全部ヲ見同時ニ少シク修作ヲ試ム 午後宇佐美府知事ノ招ニ応ジ福原 正木 松浦ノ三氏ト博覧会無鑑査問題ノ善後策ニ付談合ス 常務員会 同院委員長ヲ決定ス 華族会 近衞公ト語ル 雨潤会 小笠原伯ニ中橋文相来ル 吾々三人モ（水 青 黒）同席ス 後チ十人会ノ召集ヲ極ム
1921（大正10） 年12月13日
十二月十三日 火 十一時紫川荘 三時御写真部 七時帰邸 南春峰来 九時晩餐
1921（大正10） 年12月14日
十二月十四日 水 大河内輝君 紫川荘 樺山邸 近衞公 大木伯 大河内輝君 十二時半帰邸
1921（大正10） 年12月15日
十二月十五日 木 十一時館野 二時水野子 三時偕行社 四時紫川荘 八時帰宅
1921（大正10） 年12月16日
十二月十六日 金 競技採点自午前十時午後一時半 教育行政
1921（大正10） 年12月17日
十二月十七日 土 東宮殿下賜物 水野子同道沼津行九時半特急 沼津ヨリ四時二十六分特急 小笠原邸 主人伯 酒井子 前田子 青木子 水野子 勘解子 酒井伯 内相
1921（大正10） 年12月18日
十二月十八日 日 大河内輝子 山口中将同道外出 紫川荘 川村伯訪問 紫川荘会合昨夜ノ人々ノ外近衞公 岡氏 大木 堀田二伯 大河内正敏子 計十四名
1921（大正10） 年12月19日
十二月十九日 月 総理邸十一時予算内示
1921（大正10） 年12月20日
十二月二十日 火 忘年会（国民）新橋東洋軒 正午議長官舎 十時半山口氏 紫川荘 小笠原邸 久保氏電話
1921（大正10） 年12月21日
十二月二十一日 水 海軍大臣 午前十時総会 三時東宮御殿御礼 宮内省 紫川荘
1921（大正10） 年12月22日
十二月二十二日 木 陸軍大臣 正午錦水 松浦 川村 柳原 三名 午前福原 新海 水野子 大河内子 山口中将 久保 紫川荘小集
1921（大正10） 年12月24日
十二月二十四日 土 招集日 研究事務所 総会 午後常務会 青木子ヲ誘ヒ総監邸ヨリ紫川荘 李王世子御殿御礼 曾我電話 吉井ノ事樺山ヘ
1921（大正10） 年12月25日
十二月二十五日 日 午前八時半高松宮殿下御写真撮 午後一時半研究会