1917(大正6) 年11月16日
十一月十六日 金 朝雨 午後晴 午前十一時ヨリ零時半頃迄御写真部ト調度寮ニ在リ第一回ノ見本ヲ提出セリ 午後仏国学士会員姓名等ヲ書写ス 和田三造 福岡ノ中山博士同道来訪 亦近清 時延モ来ル 五時過ヨリ龍ノ口ナル銀行倶楽部ニ開催ノ白耳義会ヘ赴ク 加藤恒忠君ヲ主賓トセル会合ニテ食後同君ノ戦地視察談アリ
本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。
十一月十六日 金 朝雨 午後晴 午前十一時ヨリ零時半頃迄御写真部ト調度寮ニ在リ第一回ノ見本ヲ提出セリ 午後仏国学士会員姓名等ヲ書写ス 和田三造 福岡ノ中山博士同道来訪 亦近清 時延モ来ル 五時過ヨリ龍ノ口ナル銀行倶楽部ニ開催ノ白耳義会ヘ赴ク 加藤恒忠君ヲ主賓トセル会合ニテ食後同君ノ戦地視察談アリ