十二月一日 木 朝もひる後も画部屋で勉強 ひる後ハ霜菜を手本として少シやつた 和郎も来て居た 例の如く和郎が夜話ニ来た 奴ハ人形ヲ造りたのしむ 日本へ出す手紙を十二時半頃迄かゝつて書た
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本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。
一月三日 土 元始祭 晴 夕刻風止ム 午後町田氏及久米民十郎子来ル 夜佐吉ノ妻女来リ興味アル身上噺ヲナセリ