二月一日 日 曇 星製薬会社宛約束ノ夏ノ庭ノ図ヲ送ル 御遺品及ビ書類ノ調査ヲ始メ黒エナメル箱ヲ整理ス 照子水天宮ヘ参詣ス 夜仲氏ヨリ中村ノ容態ニ関シ度々電話アリ 渡辺氏ハ近所ノ宮島方ヘ往診中ト聞キ知足ヲ遣ハシタレドモ君悶ヘテ不叶 尤モ最後ニ病人落着キタリトノ事ニテ安堵セリ
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本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。
一月七日 晴(逗子) 父上 鋤柄氏を連レテ御出ニ為リ御一緒ニ食事 後御伴シテ千田氏ヲ甘酒屋ノ貸屋ニ訪フ