1905(明治38) 年1月27日 Friday


一月廿七日 曇

午後は一ツ橋三時半帰宅入浴。五時から佐野を尋ね花園橋より電車で小川町まで行く。今夜は竹沢の御馳走で支那料理を喰う。招待者は杉、黒田、合田など一緒で一昨年の御猟場一件についての御馳走である。中々甘いが沢山でやりきれない。小父さんが病気で来なかつたのは残念至極である。十時過に解散。

引用の際は、クレジットを明記ください。
例)「1905/01/27 久米桂一郎日記データベース」(東京文化財研究所) https://www.tobunken.go.jp/materials/kume_diary/872551.html(閲覧日 2024-04-29)