1905(明治38) 年1月20日 Friday


一月二十日 曇

八時より医科大学に赴く。前週の屍体が保存されてあつた。上下肢後側筋を見る。十時に終り、一旦帰宅し後一ツ橋に出掛る。前日より鼻加答児より喉頭に風邪がはいつて気分が悪いから早寝をする積りで居ると磯谷が来り芳翠の金の一件を相談して帰ると其後に又黒田が来た。結局断はる方針を取る事にきめた。

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例)「1905/01/20 久米桂一郎日記データベース」(東京文化財研究所) https://www.tobunken.go.jp/materials/kume_diary/872526.html(閲覧日 2024-04-19)