十二月十四日 月 天気よし 十時半頃から学校ニ出教場を見廻り校長ニも面会した 藤島と精養軒でひるめしを食ひ直ニ内へ帰つた 源が来て居た 菊地が来佐野が来うす暗く為つて C.F. ニ行く 安 小代が已ニ来て居た 発句や狂歌をくねり中村へ送る 十一時頃帰つた 今夜帰りニハ風がつよくて寒かつた
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本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。
四月二十三日 火 曇 電話 曾我君ト日仏ノ事 議員ノ事ニ付語ル 調度寮ヘ明日不参ノ事ヲ 打合 和田君ト学校ノ用向及佐々木依頼ノ件