1905(明治38) 年5月20日 Saturday 五月二十日 曇 午前は一ツ橋十時まで。午后浴湯晩食後寄席にでも出掛けよふかと思ふ内に小泉大将出馬あり。少時世間話し仏公使館関係の日本人数人拘引されたのという秘密新報を聞いた。其内に小代が高島大人を同道し又佐野も見へる。今夜は森元の大不景気で大人は相変らすの当り年である。二時に散会した。 引用の際は、クレジットを明記ください。 例)「1905/05/20 久米桂一郎日記データベース」(東京文化財研究所) https://www.tobunken.go.jp/materials/kume_diary/873031.html(閲覧日 2025-04-28) « 五月十九日 晴 五月廿一日 朝雨后霽 »