十月二十八日 水 朝春陽堂が来た 午後夕方近く為つてから合田 中村の二人と久米の処ニ行た 丹羽林平が居合せ皆としばらくカタローグの話などした それから又合田 中村と三人連で日本橋の菊隅ニ行き会津に別の意で飲だ エヂプト 会津二人共来て静ニやつてのけ十一時頃ニ去る 新橋から車
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本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。
三月七日 水 晴 (鎌倉) 御重態ノ記事諸新聞ニ見ユ 随テ見舞客見舞状等夥シ 併シ御容体ハ一回ノ悪寒モナク先ヅ御宜シキ方也