本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。



1916(大正5) 年2月25日

 二月二十五日 金 薄日 久米君トハ主ニ時事問題ニ付意見ヲ交換ス 金山平三子ハ親戚ニ病人アリテ俄ニ上京セシ由也 夜兼清久シ振ニ来ル 又荻原氏 曾我廼家五九郎事武智故平ナル人ヲ同道来訪 五九郎丈ノ話振流石ニ軽妙也

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