本データベースでは中央公論美術出版より刊行された『黒田清輝日記』全四巻の内容を掲載しています。なお、デジタル化にともない、正字・異体字・略字や合成文字は常用漢字ないし現行の字体に改めました。



1913(大正2) 年10月16日

 十月十六日 木 午前中晴 午後三時ヨリ雨 七時半ニ丸木利陽氏ニ起サル 十時頃ヨリ外出 高輪渡邊伯 同鹿兒麿君 日比氏等ニ名刺ヲ置キ帰途日高男ヲ訪ヒ十二時半辞去 家ニ渡辺医師在リ三時迄語ル 後植木ヲ研究所ヘ送ル

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